2016年07月09日

未来に繋げたい音色。。。

78回転のSP盤にちなみ7月8日と9日の両日
金澤蓄音機館の館長、八日市屋 典之さんをお迎えし
http://www.kanazawa-museum.jp/chikuonki/index.html
三台の蓄音機の演奏会を行って頂きました。




左から
エジゾン蝋管蓄音機
ビクトローラ 1-90型 日本ビクター蓄音器株式会社製
コロムビアG241   ポータブル蓄音機グラフォノーラ


エジゾン蝋管蓄音機

ビクトローラ 1-90型 日本ビクター蓄音器株式会社製

コロムビアG241 ポータブル蓄音機グラフォノーラ

八日市屋さんのスライドショーでの説明の後 
  エジゾン蝋管蓄音機から『トロイメライ』の
    柔らかな音の響きがLURU HALLに流れました。

電源を一切使用しない100年前の蓄音器が
   100年後の今に奏でる悠久なる音色。
      鳴り終わると客席から、大きな拍手が。

音に奥行きがある事に驚かれているお客様が多く
   『昔の人が中に人が居るのではないかと疑った』と云う
     八日市屋さんの言葉に頷いておられる方もおられました。

洋楽、邦楽と分けてお送りしましたが中にはこんな貴重なモノも。。。
なんと若かりし頃の美空ひばりさんのサンプル音源です.。

音盤や歌手さんに纏わるエピソードを交えながらトークされる
八日市屋さんと蓄音機の世界に会場が引きこまれて行きます。
  
 今回は大阪からバスでお越しになられた方などの
   熱心なオーディオマニアの方々に混ざり
  女性のリスナーさんも多く見受けられました。

 金沢観光の際に蓄音機館を訪れ、聴いた時の
感動が忘れられず思わずやってきましたという方や
 初めて蓄音器の音に触れて癒やされたという方
  長時間聞いても疲れない等みなさまそれぞれ
蓄音機の持つ癒やしの世界に浸られたご様子。。。

    今の時代の100年後の時代
   どんな『音』を聴いているのでしょう?
 そして我々が伝えて行かなくては行けない『音』とは?
100年前の音に触れた事で未来を考える事の出来た
 『温故知新』という言葉が相応しい2日間でした。

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    和歌山市狐島298-1 FOXYテラス1F
      CAFE TIME 11:00~20:00
         CLOSED:月曜日 
        TEL:073-457-1022
  


Posted by LURU☆STAFF at 16:50Comments(0)コンサートイベント