ＬＵＲＵ ＨＡＬＬのスタッフ日記

昨夜は高橋礼恵＆ビョルン・レーマンさんの
ピアノ・デュオ リサイタルが開催されました。

お二人の素敵な演奏に来場のみなさまもとても満足されたご様子でした。

一部はバッハのコラール前奏曲から始まりました。
静まったホールに響くお二人の４手から繰り出される
ピアノの音色に会場のみなさんの耳も視線も釘付けです。

曲間では連弾の難しさや曲のエピソードや作られた背景などを
お二人で、礼恵さんの通訳を交えながらして下さり、それが
非常に解りやすく興味深く音の世界に惹き込まれて行く事が出来ました。

休憩をはさんで二部はストラヴィンスキーの春の祭典。
今回は「大地への祈り」と「いけにえ」を演奏して頂きました。
コメントの中で『オーケストラ演奏が油絵ならばピアノ連弾は線描画のタッチ
で二種類の絵画をイメージして欲しいと』仰っていましたが、お二人の演奏は
まさに白いキャンバスに様々な濃淡で描かれた線描画のよう。

物語が浮かんでくるような音色に心奪われたお客様も多かったのではないでしょうか？
アンコールはブラームスのハンガリアンダンスの６番が演奏されましたが
その後拍手が鳴りやまず三曲のアンコールとなりました。

終演後のアンケートの一部をご紹介します。
・多彩な音色に圧倒されました素晴らしいデュオでした！ブラボーの一言です！
・複雑なオーケストレーションの魅力をそのままに４手で見事にコントロールされて
見事な演奏でした
・素晴らしかった。視覚で物語が見えるようだった。　などコメントありがとうございます。

ご来場のみなさま、高橋礼恵さん、ビョルン・レーマンさん！
　　　　　　本当にありがとうございました！

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