ＬＵＲＵ ＨＡＬＬのスタッフ日記

記念すべき第１０回ＬＵＲＵ ＣＬＡＳＳＩＣ ＣＡＦＥが昨日開催されました。
バラエティ豊かな４組のアーティストさんにご出演頂きみなさんにお楽しみいただきました。

一組目はアシュリンさん。北欧の伝統音楽を中心に演奏して頂きました。
楽器も素朴な音色のブリキの笛・ティンホイッスルやピアノの原型とも言われている
ハンマーダルシマー等普段お目にかかる機会が少ない楽器ですがその音色は
TVや映画でもよく用いられており、演奏して頂いた『犬神家の一族より「愛のバラード」』などは
耳にされた事も多いと思わr手ます。中盤ではギターの田中さんが作成されたフィンランドの
民族楽器「カンテレ」での演奏もしていただきました。

二組目は初めての海外からの演奏者・コントラバスの、ズビッグニエヴ ボロヴィッチさん。
ポーランド生まれで現在カナダ在住のズビッグニエヴ ボロヴィッチさんの公演はは日本語の挨拶で
始まりました。ピアノ伴奏の松山恭子さんと共にコントラバス協奏曲や、イタリアの伝統音楽
「ナポリのタランテラ」などを奏でていただき、その後ソロで「ピンクパンサーのテーマ」や
S・ワンダーの恋するデュークなどポピュラーソングがコントラバスの低く響く音色で
ＬＵＲＵ ＨＡＬＬを包んでくれました。


三組目はフィンランド語で「３つの音」を臣する3NUTYさん。１曲目のＧ.ショッカー：３つのダンスより
ｅａｓｙ ｇｏｉｎｇのラスト、先程演奏されたズビッグニエヴ ボロヴィッチさんが演奏に合わせてステージに
歌いながら飛び出てくるサプライズがあり会場は笑いに包まれました。リハーサル中に「笑いをこらえて演奏するのが大変だった」とおっしゃってましたがその気持ちが解るサプライズでした。
他にもバッハや久石譲、日本の夏メドレーなど盛り沢山の内容でフルートとピアノのアンサンブルを
奏でて頂きました。

最後はソプラノの米山茉莉子さん。ヘンデルやワーグナー、プッチーニの曲を普段、公演では
中々演奏されない部分も交えながら唄って頂きました。それぞれ曲の演奏前にその曲の説明や
情景などを語って頂き、イタリア、ドイツの曲をパワフルに唄う米山さんにその曲の情景を浮かべながら演奏に聞き入っていたお客様も多い様に見受けられました。

今回は全体的にインターナショナルな雰囲気で記念すべき１０回を終える事が出来ました。
ご来場の皆さん、そしてご出演いただいた４組の皆さん、本当にありがとうございました！